2016年6月29日水曜日

靴のこと:ストッキングじゃないとだめ?(靴下のはなし)


靴を選ぶとき
意外に忘れられがちなのですが
靴下のことも考えてみましょう。


これはYOGA用靴下だけど、このまま靴を履いても快適。



サンダルを履きながら
「これはやっぱり裸足で履くものよね?」

ちょっとちゃんとした革靴だと
「ストッキングじゃないとおかしいわよね?」

みなさんそれぞれ
「この服装にはこんな靴じゃないとね」
というのと同じように
「この靴にはこういう靴下でしょ」
というようなキマリ意識を
多かれすくなかれお持ちのようです。
 
・・・・・・・

ちょっと昔であれば
社会人はみなこんな髪型をしていて
スーツとかワンピースとか
靴はほとんど絶対革靴でないと!
そしてそれに履く靴下は
「ストッキングでないと!」
というような<型>がありました。

ですが今の社会では
そういった意識は
ずいぶん薄れていると思います。

80年代あたりに
アメリカのキャリアウーマン(死語?)が
スーツにスニーカーを履いて
マンハッタンを闊歩!なんて聞いて
びっくりしたもんでしたが
今となってはそれくらいではなんとも思わない。

と言いたいところですが

現実にいざ自分がとなると
「こんな格好おかしいんじゃ?」とか
「やっぱりこれにはストッキングでしょ」
といった、なんでしょうね、
これも「保守的」っていうんでしょうか。

よっぽど改まった席とか
ドレスアップしたいときなら
まだそういう感覚もわかりますけれど

意外にみなさん陥っているのが
普段の格好にもそのようなルール
知らないうちに適用していたりするんです。

・・・・・・・

ここでひとつ確認しておきたいのですが

ストッキングというのはけして
身体にやさしいものではありません。

なぜならば
ストッキングはその素材の特性上
中で足がすべりやすいし
靴とストッキングもすべりやすい。

となれば靴のなかで
どうしても足がずれてしまうので
そのぶん
足や身体が疲れやすくなるのです。

とくに身体になんの不調もなく
元気いっぱいのかたならともかく、
健康靴店に来るようなかたは
すでにいろいろな問題を抱えていることが多いので

できるだけ
足元のストレスを減らす方向で考えることを
ご提案しています。

できればストッキングではないふつうの靴下。
それがだめならストッキングの下に
五本指のインナーを履く、など。


だからといって私は
身体のために「みため」はすっかり諦めるべき!
というガチガチ論者でもございません(°∀°;)v~~~

いってみれば
社会的通念に沿った身だしなみ
身体に心地よい身なりの整えかた
調整です!!!


ストッキングでもなんのストレスも感じないくらい
足の握力バッチリというのであれば
この件はスルーでOKです(⌒‐⌒)

具体的な靴下対策は
また次回。









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